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ホイアン・ランタン祭りとは?どこで見れる?見どころや注意点も解説

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ホイアン・ランタン祭りとは?どこで見れる?見どころや注意点も解説

ベトナム中部の世界遺産都市ホイアンを訪れるなら、ぜひ体験したいのが幻想的な夜のイベントです。月明かりとランタンの灯りだけが古都を照らす特別な夜には、トゥボン川に流れる灯籠と頭上を彩る色とりどりのランタンが織りなす光景が広がります。本記事では、この美しい祭りの詳細や開催場所、見どころ、そして訪れる際に知っておくべき注意点について詳しく解説します。

目次

ホイアンのランタン祭りとは?

ベトナムの伝統的な暦に基づいて開催されるこのイベントは、独特の魅力を持っています。

ホイアンのランタン祭りは、旧暦の毎月14日の夜に開催される伝統的なイベントです。旧暦の14日は満月にあたり、ベトナムでは昔から縁起の良い日とされてきました。この日は「フルムーン・フェスティバル」とも呼ばれ、街中の照明が消され、月明かりとランタンの灯りのみがホイアンの街を照らします。

祭りの歴史的背景

ホイアンのランタン祭りの起源は16世紀から17世紀、ホイアンが国際的な貿易港として栄えた時代にさかのぼります。当時、中国や日本の商人たちが自宅の前にランタンを飾る習慣を持ち込み、地元の人々もこれに倣い、幸運や幸福を願ってランタンを灯すようになりました。元々は故人を追悼するための行事で、日本のお盆に似た文化的背景を持っています。ベトナムでは毎月14日の満月の夜は最も邪気が強く、霊魂が人間界をさまようと考えられており、商人や住民は邪気を追い払うためにランタンを飾る伝統がありました。この習慣が基となり、観光促進を目的として1998年に正式なイベントとして開催されるようになりました。

2026年の開催日程

ホイアンのランタン祭りは、旧暦に基づいて開催されるため、毎年新暦での日付が変わります。2026年の開催予定日は以下の通りです。

  • 1月2日(金)
  • 2月1日(日)
  • 3月2日(月)
  • 4月1日(水)
  • 5月30日(土)
  • 6月28日(日)
  • 7月27日(月)
  • 8月26日(水)
  • 9月24日(木)
  • 10月23日(金)
  • 11月22日(日)
  • 12月22日(火)

祭りは雨天でも行われますが、台風などあまりにも悪天候な場合は延期となることがあります。旅行を計画する際は、これらの日程に合わせて予約すると、幻想的なホイアンの夜を体験できるでしょう。​

ホイアンのランタン祭りはどこで見れる?

祭りを最大限に楽しむためには、最適な観覧エリアを知っておくことが大切です。

ホイアンのランタン祭りが開催される場所は、1999年にユネスコ世界文化遺産に登録された「ホイアンの古い街並み」、つまりホイアン歴史保護地区です。この地区はダナン国際空港からタクシーで約40分ほどの距離に位置しています。ホイアン世界遺産の公式サイトでは、最新の観光情報や保全活動について確認できます。

主要な観覧スポット

古都の中でも特に賑わうエリアがいくつかあります。日本橋(来遠橋)を中心として東に延びるチャンフー通りが、ホイアン一番のメインストリートとなります。この通りは日本橋からホイアン市場へと東西に伸び、ランタン祭りの夜に最も賑わうエリアです。色とりどりのランタンが頭上を埋め尽くし、土産物屋やレストラン、カフェが立ち並ぶ賑やかな雰囲気が楽しめます。並行して走るグエンタイホック通りや、トゥボン川沿いを走るバクダン通りも目抜き通りとなっており、川沿いでは幻想的な灯籠流しの光景を眺めることができます。また、歴史保護地区から外れるナイトマーケットは深夜でもお店が開いているところもあり、長時間祭りを楽しむことができます。

ランタン祭りの見どころ

実際に訪れた際には、いくつかの特別な体験を逃さないようにしましょう。

幻想的な灯籠流し体験

ホイアンのランタン祭りでぜひ体験したいのが、トゥボン川での灯籠流しです。バクダン通りと日本橋周辺では、ホイアン名物の灯籠流しを体験することができます。灯籠流し自体は通常の夜でもできますが、ランタン祭りの時には川に浮かべられる灯籠の数が圧倒的に多くなり、水面に無数の小さな灯りが浮かぶ幻想的な景色が楽しめます。川の上から眺めるホイアンの旧市街は、また違う趣があり、両岸に揺れるランタンの光と水面に浮かぶ灯籠の輝きが360度に広がる光景はまさに絶景です。サンパン(小舟)に乗って川から祭りを鑑賞すれば、混雑を避けながら自分の灯籠を水面に浮かべることもでき、料金は約5米ドル程度とされています。

出典:Mergim Vlogs

ライトアップされた日本橋

写真撮影を楽しみたい方には、特に注目してほしいスポットがあります。夜には日本橋(Chùa Cầu)が鮮やかにライトアップされ、写真撮影に必見のスポットとなります。ランタンの光に照らされた日本橋の姿は、昼間とは全く異なる幻想的な雰囲気を醸し出し、訪れる人々を魅了します。この橋は1593年に日本人商人によって建設されたとされ、ホイアンを象徴する建造物として多くの観光客が訪れます。

伝統的な文化パフォーマンス

地元の文化に触れることも、祭りの大きな魅力です。祭りの夜には、街の人たちが踊りや演奏などを楽しみ、観光客はその幻想的な街中で買い物やお酒を楽しむことができます。現地の人々と観光客で賑わい、ランタンの光が交差する通りでは、ホイアンらしい活気と伝統が合わさった特別な雰囲気が味わえるでしょう。旧市街の各所では伝統音楽の演奏や民族舞踊のパフォーマンスが行われ、ベトナム文化を肌で感じることができます。

おすすめの楽しみ方

より充実した祭り体験をするためのポイントをご紹介します。

ベストな時間帯

ランタン祭りが最も盛り上がるのは19時から21時頃ですが、混雑を避けてゆっくりと鑑賞したい方は17時頃に会場に入っておくのがおすすめです。早めに到着すれば、トゥボン川の河岸の良い場所を確保でき、日が暮れていく様子とともにランタンが灯り始める幻想的な瞬間を楽しむことができます。また、21時以降は人混みが落ち着き始めるため、静かに祭りの余韻を味わいたい方には夜遅めの時間帯もおすすめです。

写真撮影のコツ

ランタンの灯りは比較的暗いため、スマートフォンやカメラの夜景モードを活用すると良いでしょう。特にトゥボン川に映るランタンの反射や、日本橋のライトアップは絶好の撮影スポットとなります。三脚を持参できれば長時間露光での撮影も可能ですが、混雑時には周囲の迷惑にならないよう注意が必要です。また、灯籠流しの瞬間を撮影する際は、川岸の安全な場所から撮影するよう心がけましょう。​

訪れる際の注意点

ホイアンのランタン祭りは地元の人々と観光客の両方に人気のイベントであるため、特に混雑が予想されます。ベトナムの中でも比較的治安の良いホイアンですが、人混みではスマホや財布など持ち物の管理に気を付ける必要があります。貴重品は必要最低限にし、カメラやスマートフォンはストラップを使用して紛失や盗難を防ぎましょう。ホイアン旧市街は歩行者専用エリアで、かなりの距離を歩くことになるため、快適な靴やスニーカーを履いていくことをおすすめします。また、レストランやカフェは満席になりやすいので、気になるお店は事前に予約しておくと安心です。灯籠流しなどのサービスを利用する際には、事前に料金を確認し、ぼったくりに注意しましょう。

まとめ

ホイアンのランタン祭りは、旧暦の毎月14日の満月の夜に世界遺産の古都で開催される幻想的なイベントです。2026年は1月2日から始まり年間12回開催され、灯籠流しやライトアップされた日本橋、伝統パフォーマンスなど多彩な楽しみ方があります。混雑を避けるには17時頃の早めの到着がおすすめで、歩きやすい靴と貴重品の管理が重要です。ベトナム観光局やホイアンの公式SNSで最新情報を確認しながら、この特別な夜を満喫してください。

この記事を書いた人

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