ヨーロッパの国に英語圏はあるのでしょうか?英語は世界共通語としても知られていますが、ヨーロッパの国で英語が通じる国がどれほどあるかご存知ですか?実は、ヨーロッパの国すべてで英語が当たり前のように使われているわけではないんです。旅行に行ったり、留学やワーキングホリデーで訪れたりする際に、ヨーロッパの国の英語レベルを知っておくことは大切です。ヨーロッパの国に英語圏の国があるのか気になる人は、ぜひ最後までご覧ください!
ヨーロッパの国に英語圏はある?
ヨーロッパの国に英語圏はあります。ヨーロッパの国は50ヶ国あるとされていますが、その中で英語圏は以下の3ヶ国です。
- 英国
- アイルランド
- マルタ
英国はご存知、ブリティッシュ・イングリッシュが話されているれっきとした英語圏です。アイルランドでは公用語がアイルランド語ですが、第2言語として英語が使われています。マルタはイタリアの最南端に位置する小さな島国で、公用語は英語です。
ヨーロッパの国で英語が通じるのは?
それではヨーロッパの国の中で、英語圏ではないけれども英語が通じる国を見てみましょう。
ヨーロッパの国 | 英語が通じるかどうか | 世界英語力ランキング |
オランダ | とてもよく通じる | 1位 |
オーストリア | とてもよく通じる | 3位 |
ポルトガル | とてもよく通じる | 8位 |
ノルウェー | 都市部・観光地であれば通じる | 5位 |
ベルギー | 都市部・観光地であれば通じる | 7位 |
デンマーク | とてもよく通じる | 4位 |
スウェーデン | とてもよく通じる | 6位 |
フィンランド | 都市部・観光地であれば通じる | 14位 |
クロアチア | 都市部・観光地であれば通じる | 11位 |
ドイツ | 都市部・観光地であれば通じる | 10位 |
毎年更新されている英語能力指数ランキングによると、多くのヨーロッパの国が高いランクを誇っていました。ヨーロッパの国で英語圏は3ヶ国のみでしたが、非英語圏でも英語が通じる国が多くありますね。
東ヨーロッパは英語が通じにくい?
ヨーロッパの国の中でも東ヨーロッパになると、上記の国々よりも流暢さが下がるようです。
東ヨーロッパの国 | 英語が通じるかどうか | 世界英語力ランキング |
ポーランド | 都市部・観光地であれば通じる | 13位 |
チェコ | 都市部・観光地であれば通じる | 26位 |
スロバキア | 都市部・観光地であれば通じる | 18位 |
ハンガリー | 都市部・観光地であれば通じる | 17位 |
ルーマニア | 若者には通じやすい | 15位 |
ブルガリア | 若者には通じやすい | 16位 |
アルバニア | 簡単な英語のみ通じる | 39位 |
地方では公用語しか通じないことがありますが、都市部や観光地では英語でコミュニケーションが取れたり、英語教育を受けている若者は話せたりする特徴があります。
ヨーロッパの国で英語が通じやすい理由は?
ヨーロッパの国は、英語圏がわずか3ヶ国しかないにもかかわらず、ほとんどの国で英語が通じることが分かりました。東ヨーロッパの国は少々英語レベルが下がるものの、英語能力指数ランキングではすべての国が上位にランクインしています。
これは、日本で行われている英語教育が「読み書き中心」なのに対し、ヨーロッパの国で行われている英語教育が「コミュニケーション重視」であることが理由だそうですよ。
【参考サイト:幼児英語教材ミライコイングリッシュ】
まとめ
ヨーロッパの国に英語圏があるのかどうか、調査しました。また、ヨーロッパの国で非英語圏でも英語が通じやすい国があります。ヨーロッパの国はほとんどが英語能力指数ランキングで上位にランクインしており、進んだ英語教育が成功の鍵であることも分かりましたね。ヨーロッパの国を訪れる予定のある人は、現地語のほかに英語を勉強していくと、さらにコミュニケーションを楽しめるでしょう。