最近、部下や後輩のレポートや論文なんかを直す機会があるのですが、よく見かける間違いの一つのet al.の書き方。
かくいう僕も留学したばかりの頃に先生に直されたんですが。。。
ということで、今回はet al.の正しい書き方、読み方を。
目次
et al.の意味
この記事を読んでる時点でみなさんご存知でしょうが、まずはet al.の意味から。
et al. はラテン語のet aliiが語源とされており、その意味は and others、つまり「その他の人」となります。
もっとも多く見かけるのが、学術論文の参考文献欄ですね。引用する文献の執筆者筆者の数が多い場合に、先頭の人や一部の人の名前だけ記して、その他の人を、
S. Mario, et al., Sup. Mar. Mag. 2 (1988)
などとして表す時に使われます。
et al.の書き方
正しい書き方はet al.です。
よくある間違いとして、etのあとにピリオドをつけること、alのあとピリオドを忘れることです。また、一般的にはet al.全体をイタリック(斜体)にします。これは、et al.に限らず、論文中に使用されるラテン語に共通して言えることです。
ただし、斜体にするかどうかは、ジャーナルよって違うルールとしているものもあるので、詳しくはジャーナルの規定を確認しましょう。
et al.の読み方
et al.の発音は[et ˈæl]です。むりやりカタカナで書けば、「エタル」。
まあ、あまり声に出す機会はないかもしれません。。。
終わりに
さあ、et al.に入れられないように、主執筆者として論文を書きましょう!
(自分への言い聞かせ)