イギリスについて知るため好きは必読の『Life in the UK Test Study Guide』【ブックレビュー】

あなたは、イギリスといったら何を思い浮かべるでしょうか?シェイクスピア?紅茶?ニュートン?ロンドン?それともワン・ダイレクション?

今回の記事では、イギリスについて色々知りたいあなたにぴったりな本、その名も”Life in the UK Test Study Guide”を紹介します。

目次

市民権を得るのに必要なLife in the UK Test

Life in the UK Test: Study Guide 2015: The Essential Study Guide for the British Citizenship Test

イギリスでは、もともと非イギリス人であっても、イギリスでの滞在年数や、英語力などが規定を満たせれば、British citizenship(市民権)を得られる可能性があります。実際に僕の知り合いにもイギリスで十年弱働いたタイミングで市民権を得た人がいます。

ただし、市民権獲得の条件の一つとして、”Life in the UK Test”と呼ばれるイギリスに関する一般常識のテストに合格する必要があります。

内容は、イギリスの制度、歴史、地理、文化、市民としての役割などで、イギリスでそれなりの教育を受けてきた成人であれば、まず知っている常識が中心ですが、合格に必要な正答率は75%と、なかなか厳しい条件です。

「イギリスの名物料理は?」(フィッシュ・アンド・チップス)、「ヘンリー七世はどの時代の初代イングランド王か?」(チューダー朝)といった比較的わかりやすいものから、「ライセンスを購入せずにTVを見たときの罰金は?」(£1,000 *イギリスではTVを見るのに年間約£150=3万円のライセンスが必要)といった実際にイギリスで生活しなければなかなか知り得ない話まで、話題もレベルも様々です。

留学生、駐在員は必読の一冊

今回紹介する『Life in the UK test Study Guide』は、このテストの参考書にあたるもので、出題範囲に関することが例題と共に非常にコンパクトにまとめられています。

イギリス人になる気がなくても、近いうちにイギリスに旅行する、明日から上司がイギリス人になるといった人などにはおすすめの1冊です。

特に、イギリスへの留学や駐在を予定している方は、一通り読んでおくと、現地でのイギリス人とのコミュニケーションが円滑になるのは間違いありません。

もちろん前編英語で書かれていますが、非イギリス人が読むことを想定して書かれているせいか、比較的平易な英語が使用されており、とても読みやすい本です。

また、細かくトピックに分かれているで、興味のあるページから読むことができます。

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