現在、世界中で約13億人の人々が英語を第一言語、または第二言語として話しています。
国際化が進むにつれ、日本国内でもバイリンガル脳やバイリンガル教育、といった言葉も一般的になってきました。
その流れは国内だけでなく、電子部品販売のRSコンポーネンツがイギリスに住む2000人を対象に行ったどの教科・科目やスキルが重要であると考えるかについての調査でも、外国語は7位にランクインしていました。どれほど世界的にも外国語を話すスキルが重要視されているかが分かります。
バイリンガルとは
バイリンガルとは2つの言語を使用する能力を持っている人のことを指します。レベルに関しての明確な定義はありませんが、一般的に自由にコミュニケーションをどのような場面や用途でも出来るレベル以上のことを言います。また、3か国語を話す人をトリリンガル(もしくはトライリンガル)、4か国語を話す人をクワドリンガルと表しますが、3か国語以上話す人々をまとめてマルチリンガルと表現される場合もあります。
バイリンガル教育のメリット
視野が広がる
話す言語が増えることはその分多くの人とコミュニケーションを取るチャンスへ繋がります。英語は現在世界的に一番使われており、英語が出来れば例え英語が話される国でなくてもある程度はコミュニケーションが取れます。友達の幅も広がりますし、旅行などの行動範囲も広がります。
脳が活性化
1つの言語しか話さない人に比べ、バイリンガルの脳は記憶力が良いとされています。
また、バイリンガルはマルチタスクを行うことが多いため、脳卒中発症後の認知機能を保つ可能性が2倍高いとされる研究、アルツハイマーを遅らせる研究なども立証されています。
様々な選択肢が広がる
例えば自分のやりたい仕事、学びたい分野が海外にある場合、英語が話せれば第一関門である言語の壁にぶち当たる心配はなくなります。日本国内での就職の際も、国内企業、外資系企業問わずに働くことも出来、仕事や学業において様々な意味で選択肢がかなり広がります。
情報量が増える
映画やニュース、ドラマ、ウェブ記事などから情報を日本語でのみならず英語でも得ることが出来ます。日本語字幕や日本語翻訳では伝えきれない部分まで知り尽くすことが出来ます。