日本が劇的な優勝をして大きな感動を与えた野球の世界一を決める大会WBC。日本が優勝したことで「野球 世界ランキング なぜ日本が1位になれたのか?どうやって順位を決めているのか?」など話題になりました。日本以外にも参加した様々な国が注目され、中でもヨーロッパから来て野球があまり発展していないチェコ代表が、日本との良い試合や、試合中の紳士的な行動も話題になりました。「ヨーロッパ 野球 人気ない?」「チェコ代表はどのような環境で野球していたの?」「WBCでのチェコ代表の試合結果は?」といった方に向けてこの記事では
- ヨーロッパで野球の人気が無い理由
- チェコ代表の野球環境について
- WBCでのチェコ代表の結果は?
について解説していきます。この記事を読むことで、ヨーロッパの野球人気が無い理由やチェコ代表の野球環境についてわかります。是非、最後まで読んでみてください。
ヨーロッパで野球の人気が無い理由
ヨーロッパ 野球 人気ない理由を紹介します。
サッカー人気が強い
ヨーロッパではセリアAなどサッカーのクラブチームが盛んな地域です。イングランドやフランスなど、ヨーロッパの多くの国でサッカーを国民的スポーツとしている国が多くあります。また、ヨーロッパの人間性的に、サッカーやラグビーなどのリアルタイムに動く陣地取りや攻防に対して、野球は攻撃の時間と守備の時間が区切られるため、あまり好まれていません。この国民性の違いがよりサッカーへの注目を高めています。
道具を用意しないといけない
サッカーの場合、必要な道具はボールとスパイクだけです。野球の場合は、バットやグローブ、スパイクの他にキャッチャーの防具など用意する道具が多くあります。ヨーロッパでは収入格差もあり、裕福な家庭でないと道具を用意できません。野球を始めるためにはハードルが高く、サッカーのほうが手軽にできることから、野球の人気が無い理由の1つと言われています。
気軽にできるスペースがない
ヨーロッパでは細かく建物が建てられているため、野球をやるようなスペースがありません。キャッチボールぐらいはできますが、実際にバットでボールを打つ場合は球場のような広い所が必要です。サッカーの場合、ボールさえあれば路地で気軽にできるため、子供の頃から触れる機会が多くなります。そのため、野球選手よりもサッカー選手が多く生まれていきます。
チェコ代表の野球環境について
チェコ代表の野球環境について、チェコ代表のバブルシャ捕手が過去のインタビューにて話していました。バブルシャ選手が生まれた時には、すでに野球ができる環境になっており、野球用具をアメリカなどから輸入して練習しています。また、チェコにはプロ野球リーグがありますが、日本のプロ野球とは比べ物にならないくらい少ない年俸となっています。そのため、チェコ代表に選ばれたメンバーの大半が金融機関やサラリーマンなど、仕事しながら野球しています。
WBCでのチェコ代表の結果は?
WBCでチェコ代表は予選を勝ち上がり、1次ラウンドB組に出場しました。各試合の結果を紹介します。
予選A組(レーゲンスブルク)
予選A組を勝ち上がったのはチェコとイギリスです。チェコの試合結果は以下の通りです。
- スペイン対チェコ:5-1でスペイン勝利
- フランス対チェコ:6–12でチェコ勝利
- ドイツ対チェコ:4-8でチェコ勝利
- チェコ対スペイン:3-1でチェコ勝利
1次ラウンド プールB
1次ラウンドを勝ち上がったのは日本とオーストラリアです。チェコの試合結果は以下の通りです。
- チェコ対中国:8-5でチェコ勝利
- チェコ対日本:2-10で日本勝利
- チェコ対韓国:3-7で韓国勝利
- オーストラリア対チェコ:8-3でオーストラリア勝利
まとめ
今回はヨーロッパ 野球 人気ない理由とWBCに出場したチェコ代表の結果について解説しました。チェコのプロ野球は年俸が少ないため、仕事と兼業で練習しています。今回のWBCの影響で少しでも年俸が上がれば、チェコの野球が発展していくと思います。WBCに出場したチェコ代表選手は、子供へ野球を教えるなど、積極的に後進を育成しています。次回のWBCにもチェコは出場すると思うので、野球発展を願って応援していきましょう。