今回の記事では、犬が出てくる英語のことわざを紹介します。
日本語でも「犬も歩けば棒に当たる」、「犬が西向きゃ尾は東」、「弱い犬ほどよく吠える」などなど、犬が出てくるいろんなことわざがありますが、英語のことわざにも犬たくさん登場します。
Let sleeping dogs lie.
そのまま訳せば、「寝ている犬をそのままにしておけ」といったところですが、「トラブルになるような余計なことはするな」という意味で使われます。
犬がうるさく吠えまわることが前提になって作られた表現です。日本語の「寝た子を起こすな」と似ていますね。
それにしても「寝た子を起こすな」というのも酷い表現ですね。。。
You cannot teach an old dog new tricks.
これは、「老犬に新しい芸を覚えさせることはできない」ないという日本語訳から容易に想像ができるように、「年をとってから新しいことを覚えるのが難しい」こと例えたことわざです。
個人的には、そんなことはないと信じています。。。
というか信じたい。。。
Barking dog seldom/never bites.
「ほえる犬はめったに(絶対)かまない」という意味が転じて、「いろいろうるさく言う人は、実は案外悪意がないものだ」ということを表すことわざです。
ちなみに、僕は子供の頃、近所の犬にほえられ、追いかけられたあげくに噛まれたことがあるので、neverということはありえないのを知っています。
Give a dog bad name and hang him.
直訳は、「犬に悪名をおわせて縛り首にしろ」となりますが、そこから転じて、誰かに悪名をおわせれば、その人を潰すことができるというものです。
恐ろしい。。。
そこからさらに、たとえ無実であれ「一度ついてしまった悪い評判は消すことが難しい」という教訓を伝える表現として使われることもあります。
Every dog has its day.
これは犬が今のように人間の家族同然扱われているのではなく、もっと蔑まれていた時代の表現です。
今日はいい日だ(ラッキーな日だ)という時に”It’s my day!”ということがあるように、dayには単に「日」というだけでなく、「良い日」という意味を持つことがあります。
これを踏まえると、冒頭の表現は「どんな犬にでも良い日はある」という意味になりますが、「どんな人にもなにか良いことが起きる時がある」ということわざです。
それではまた。See you later!