今回取り上げるのは「アバスト」。チェコ・プラハに本拠を置くAvast Software社が開発・提供し、全世界4億人以上に利用されているウィルス対策ソフトです。
「アバスト」の何より大きな特徴は、無料で使えること。
利用できる機能こそ限られますが、自分から有料版に移行しない限り更新料を含めて一切料金はかかりません。とりわけ日本国内では無料版のユーザーが多く、「アバスト=無料アプリ」という認識が広く根付いているようです。
どのアンチウィルスを選ぶべきか?
ネットワークやシステムにとって最良のアンチウィルスソフトウェアを選ぶには自分にあったニーズと会うプログラムを選ぶ事です。効果的修正スキャナーであるアンチウイルス・ツールなどは、単なるマルウェアブロック以上の機能を提供するものもあります。 また、幾つかの予防的保護措置を提供するものもあります。
一方、お客様にお勧めするアンチウィルスプログラムが幾つかあります。セキュリティーソフトウェアの古い版をダウンロードすると、お客様は脅威にさらされる危険性が上がるということを忘れないでいて下さい。私たちがお勧めするアンチウィルスソフトウェアには、Avast、BitDefender、Malwarebytes、その他多数を推奨いたします。
【AVAST】アバスト、個人情報管理の保護製品を提供開始
アバスト ブリーチガードは、ユーザーが自身のプライバシーを容易に保護できるよう、以下のような機能を提供します。
24時間365日の個人情報漏洩監視:
アバスト ブリーチガードは、ダークウェブを自動的にスキャンし、ユーザーの個人情報が流出している、もしくはダークウェブ上のデータベースに保存されている場合にユーザーに直ちに通知します。ユーザーはアカウントを保護する方法についてアドバイスを受けながら問題を解決し、個人情報漏洩のリスクを減らすことができます。
プライバシー設定アドバイザー:
アバスト ブリーチガードは、FacebookやGoogleなど人気の高いサービスにおけるプライバシー設定を最適化する方法など、オンラインプライバシーを積極的に強化するためのヒントを提示します。あるいは、これらのサービスの既存設定を元に、プライバシー、情報の共有、位置情報などのアップデートを監視し、設定の変更を検討するよう、ユーザーに通知します。
プライバシースコア:
アバスト ブリーチガードには、プライバシースコアと改善点を表示するダッシュボードが搭載されています。プライバシーの脆弱性を解決する上での進捗状況を追跡し、スコアを向上させるためのヒントをお知らせします。
ニュースフィード:
アバスト ブリーチガードには、プライバシーリスクに関するリアルタイムのニュースフィードも含まれています。
ウィルスはコンピューターにどんな損害を与えるのでしょうか?
ウィルスやマルウェアがパソコンのシステムに侵入してしまうと、多くの被害を与える可能性があります。 コンピューターのファイルやプログラムを改ざんし、自らのコードを挿入することにより自己複製します。ウィルスがお客様のシステムやネットワークに損害を与えることのできる方法は次のように幾つかあります:
・ファイルの消去と 損害を与える
・コンピューターの処理速度を 落とす
・頻繁に コンピューターをクラッシュさせる
・ハードディスクを 初期化する
・インターネットやコンピューターでどんな作業も できないようにする
・データ損失
まとめ
毎日、インターネットの脅威やサイバー犯罪が増加する中、ご自身が適切なセキュリティー措置をとる必要が増しています。
アバスト ブリーチガードは、プライバシー管理の脆弱性を分析して対応を示唆するとともに、すでに漏洩してしまった個人情報をダークウェブ上で検出してユーザーに通知するほか、広告ビジネス等による、自身が望まない個人情報の利用制限をアシストします。適切なセキュリティー措置をとることにより、サイバー犯罪者の被害に合わずにすむことができます。