英語を学んでいてよく使う「will」と「be going to」。この2つには違いがあるのをご存知ですか?willもbe going toもよく出てくる表現ですが、違いについて分からないと正しく使えないですよね。この記事では、文章問題や日常会話でもよく使うwillとbe going toの違いについて解説します。この記事を読めばwillとbe going toの違いが明確に分かり、さらに英語の理解度が上がるでしょう!
willとbe going toの違いは?
willとbe going toの違いは、意思があるかどうかです。willは名詞にすると「意思」という意味になるように、言葉を発している人の意思がある未来を語るときに使われます。一方のbe going toは、その人の意思に関係なく未来に起こることを話すときに使われます。ここからは、より詳しくwillとbe going toの違いについて説明していきますね。
willの使い方を徹底解説
willを使うのは、その人の意思がある未来を話すとき、またはたった今決めた未来について話すときです。また、確実ではないけれど未来を推測する際にもwillを使いますよ。
例文を見てみましょう。
- Is it hot here? I will turn on the AC.(ここ暑い?エアコンを入れるよ)
- I love her song! I think I will be a singer in the future.(彼女の歌素敵!私も将来、歌手になろうかな)
- I will visit my friend’s house.(今日は友達の家に行こうっと)いかがでしょうか?すべて今決めた未来であり、またその人の意思を感じる行動を表していますね。
be going toの使い方を徹底解説
be going toを使うのは、前々から決まっていた予定について話すときや、確実に起こる未来を話すときです。willと同じ意味で使ってしまうと、正確な意図が伝わらないこともありますので注意しましょう。
それでは、例文を見てみましょう。
- I am going to visit my grandma’s house this weekend.(この週末は祖母の家に行きます)
- The sky is getting dark, so it’s going to rain soon.(空が暗くなってきたから、じきに雨が降るね)
- Are you going to buy milk today?(今日牛乳買う予定ある?)
いかがでしょうか?willを使う文章よりも、その人の意思を感じる要素が少ないですね。
willとbe going toで会話してみよう
それでは、よりwillとbe going toの違いが分かるように、それぞれのフレーズを同じ会話の中で使ってみましょう。どのようなニュアンスの違いがあるでしょうか。
Aさん:Are you free tomorrow?(明日暇?)
Bさん:No, sorry. I am going to date with my boyfriend.(ごめん、デートなんだ)※予定されていた未来
Aさん:Okay, then I will ask C out then.(分かった、じゃあ私はCさんをデートにでも誘おうかな)※今決めた未来
Bさん:Nice! I’m sure it will work.(いいね、きっとうまくいくよ)※確実ではない未来
~数日後~
Bさん:Hi, how was your date going?(ねぇ、デートどうだったの?)
Aさん:Actually, we are going to the second date this weekend.(実は今週末、2回目のデートなの)※予定している未来、確実に起こる未来
Bさん:I’m so happy for you! Then I will let you borrow my favorite necklace for that.(やったじゃない!じゃあデートのために私のお気に入りのネックレスを貸してあげる)※今決めた未来
いかがでしょうか?willとbe going toには、使い道に違いがあることが分かりますね。上記の会話を複数名で交代しながらアウトプットしてみて、それぞれどういう意味合いで使うのかを感じてみましょう!
まとめ
willとbe going toの違いを解説しました。どちらも未来を表す英語ですが、実際に使ってみると明確な違いがありましたね。英語には、compare toとcompare withの違いなどもっとよく知りたい知識が多く出てきます。今回の記事のように、例文や会話を通して覚えることで、実生活でも英語を使いこなせるようになるでしょう。細かな違いを知って、より英語力を高めていきましょう!