インド英語やフィリピン英語も!各国で話される英語の違いを見てみよう

インド英語やフィリピン英語も!各国で話される英語の違いを見てみよう

今や世界共通語となった、英語。日本でも英語教育に力を入れるようになり、2020年からは小学校英語が前倒しされ、3年生から始まっていますね。日本では日本語が主流のため、英語ができなくとも生きていける社会が成立していますが、世界中には実に様々な英語が存在していることをご存知ですか?発音にスペル、単語の使い方まで、各国に面白い特徴があるんです。今日は、世界中で話されている英語の違いを見てみたいと思います。

目次

こんなに違う!世界中の英語を比べてみよう

王道!?アメリカ英語

日本で教わるのは、基本的にアメリカ英語ですね。口の筋肉を思い切り動かし、日本人の苦手とする「R」や「V」の発音も大きくて特徴的です。流行の最先端を行くアメリカでは、新しい流行語やスラングが生まれることでも知られていますね。

気品漂うイギリス 英語

アメリカ英語に対し、淡白で聞き取りやすいとされているのが、イギリス 英語です。「クイーンズイングリッシュ」と呼ばれ、イギリスに住む人はイギリス 英語にこの上ない誇りを持っています。アメリカ英語ほどすべての音を大きく発音せず、口の動きも少ないのが特徴。特に「water」など最後に「R」の音が来る単語は、イギリス 英語だと「R」を発音しません。日本人でも発音をマネしやすくなっていますね。

クリアで聞きやすいカナダ英語

アメリカ英語とイギリス英語の中間だと言われているのが、カナダ英語。イギリスの植民地だった過去を持つカナダは、イギリス英語の影響を多く受けており、スペルもイギリス式が多く取り入れられたままです。一方で、アメリカからも亡命集団と呼ばれる人々が流れ込んできたことがあり、どちらの英語もバランスよく受け入れた、より標準的な英語だといわれていますよ。

慣れれば聞きやすい!オーストラリア英語

オーストラリアは、イギリス・ロンドンの労働者階級の人々が話していた「コックニー」と呼ばれる英語が由来になった訛りがあるといわれています。スペルはイギリス英語から影響を受けていますが、発音はかなり独特。

全然違う発音も!ニュージーランド英語

先住民・マオリ語が由来となっているニュージーランド英語は、英語とはかけ離れたスペルや発音をするものもあり、その法則に慣れるまでは聞き取りにくいかもしれません。

もはやスタンダード!インド英語

ヒンディー語の影響を大きく受けているインド英語は、英語だと最初は気が付かないくらい変わった発音をします。英語というよりは、「インド英語」というポジションで知られるようになりましたよね。「R」が「L」のような音、もしくは巻き舌になったり、「P」が「B」になったりと、ある程度慣れなければ聞き取れるようにはならないかもしれません。

バイリンガル多し!フィリピン英語

1987年までアメリカの統治下にあったフィリピンでは、今も小学校の授業が英語で行われるところもあるなど、英語教育には特に力を入れている国の1つ。日本からも、留学先として長らく人気を博していますよね。フィリピンの母語・フィリピノ語は島ごとに違うため、全て合わせると何十種類にも上るのだそう。英語という共通語があることで、国民同士のコミュニケーションも円滑にできるのだそうですよ。

アジアNo.1!シンガポール英語

アジアではNo.1の英語力を誇るシンガポールの英語は、「シングリッシュ」と呼ばれ少し特徴的な訛りや表現を持ちます。発音は、シンガポールに多い中国系やマレー系の影響を大きく受けており、語尾に「ラー」(中国語で「だよ」「だよね」の意)をつける可愛い特徴も。

まとめ

各国の英語の違い、いかがでしたでしょうか?アメリカ英語とイギリス英語がメジャーだと思いますが、それ以外にもスタンダードとなっている英語はたくさんあります。これからは、アメリカ英語とイギリス英語というネイティブ英語に絞って学習するよりも、世界中で話されている「グローバルイングリッシュ」を学ぶ方が、国際的に活躍できるチャンスが待っているかもしれませんね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次