「etc.」の使い方をわかりやすく解説!何て読む?会話での使い方も紹介

「etc.」の使い方をわかりやすく解説!何て読む?会話での使い方も紹介

この記事では、英語表現「etc.」の使い方について解説します。etc.は使い方のコツを掴むと便利な英語で、会話でも文章でも使い勝手の良い表現です。特に文章内で使われることが多いため、英文を読んでいて出会ったことがある人もいるのではないでしょうか。会話になると、etc.に代わる表現があるため置き換えられるケースもありますが、文章内で使うには特に便利な表現なので、ぜひ覚えておいてください。

目次

etc.の使い方は?

etc.の使い方は幅広く、会話や文章などさまざまな場面で活用できる言葉です。基本的には書き言葉として使われ、文章内では実によく目にする表記だと思います。基本的には、例となるいくつかのものごとを列挙したあとに「etc.」と付け足す使い方です。意味は「など」や「などなど」と同じで「今挙げた例のほかにもありますが省略します」というニュアンスを含みます。

日常会話での使い方

etc.を日常会話で使うときには、以下のような例文を参考にしてみてください。

  • I must go to grocery store to buy vegetables, fruits, bread, etc.(買い物に行って野菜、果物、パンなどいろいろ買わないといけない)
  • I will go to school, cram school, part-time job, etc.(今週は学校に塾、バイトなどいろいろ行きます)

ポイントは、いくつかの例を列挙する際に「and」を使わないことです。etc.の中に「and」という意味も含まれていることから、etc.を用いる際にandを使うと重複してしまうからです。「他にもあるけど全部は言い切れない」というとき、末尾にetc.とサラッと付け加えてみてくださいね。

文章での使い方

etc.を文章で使うときには、フォーマルな意味合いになります。そのため、etc.に出会うのはビジネス文書や小説などのかしこまった場面である可能性が高いでしょう。しかし、フォーマルといっても契約書や論文で使うことは推奨されていないそうです。理由は、契約書や論文など文書の趣旨が明白であるべき場合、etc.(などなど)という表現を使うのは抽象的だからです。文章の中で使いたい場合には、以下のように記してみましょう。

  • I went to work and finished my tasks as A, B, C, etc.(昨日仕事に行ってAやB、Cなどのタスクを終わらせました)

ポイントは、文章の中で使う場合の「ピリオドの数」です。etc.はピリオドで終わるため、文章の終わりにつけるピリオドと重複するケースが多くあるでしょう。etc.にピリオドがついているため、重複する場合には文章終わりのピリオドは不要となります。

etc.は何て読む?

etc.は「エトセトラ」と読みます。etc.は省略形で、正式には「et cetera」と表記し、実は英語ではなくラテン語なんです。etcのあとにはピリオドがつくのが正確な表記ですが、ピリオドがつかない場合や、ピリオドの代わりに「…」と3つの点がつく形も存在しています。日本語で「など」や「などなど」というときに「…」をつけるのと同じような感覚ですね。

まとめ

etc.の使い方についてまとめてみました。etc.は主に書き言葉で使われる英語表現で、もともとはラテン語であることが分かりましたね。会話内で使うこともありますが、ラテン語のため発音がやや難しいかもしれません。たくさん挙げたい例があるけれども言い切れないとき、代表的ないくつかの例だけを出したいときなどに、etc.を使って「他にもありますが割愛します」というニュアンスを伝えましょう。

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