この記事では「insane」の意味を解説します。また「insane」と同様に、こなれた英語スラングをまとめてみたいと思います。今日から使えて、ネイティブっぽさを演出することもできる英語スラングを習得しましょう!
英語を習っている人、留学やワーキングホリデーを控えている人は、ぜひネイティブが使うスラングを参考にしてみてくださいね。
「insane」の意味は?
insaneの意味は、直訳すると「狂っている」「頭がおかしい」という意味になります。本来はネガティブな意味を持ちますが、スラングとして使う場合には以下の意味になります。
- 最高
- ヤバい
- 信じられない
日本語で「ヤバい」というときにも、本来は「まずい状況」のときに使いますが、褒め言葉として使われることもありますよね。
それと同様に、insaneも褒め言葉の意味で使われることがあるのです。
insaneの例文
それでは、insaneの意味とともに例文を見てみましょう。insaneをスラングとして使う際の例文なので、従来の「狂っている」という意味ではない文章になります。
- That’s insane!(ヤバいじゃん)
- This cake is insane!(このケーキおいしすぎる)
- You’ve got a full mark? Are you insane?(満点とったの?ヤバい頭いいじゃん!)
ご覧の通り、insaneをスラングとして使うと意味が「非常に悪い言葉」を「最高級のほめ言葉」となり、友人同士のカジュアルな会話でのみ通用することが分かりますね。親子間や仕事場で使うのは避けた方が無難でしょう。
insaneの意味と同じように使える褒め言葉
insaneの意味はもともと「狂っている」というものですが、180度意味が変わって褒め言葉として使われることがあります。
このように、もともとの意味を逆転させてポジティブな意味を持たせるスラングは多く存在しています。
たとえば、以下の単語です。
- crazy(おかしい)
- ridiculous(滑稽な)
- sick(病気の)
- kill(殺す)
- dead(死んだ)
どれもマイナスな意味を持つ単語ですが、ひっくり返して褒め言葉として使うことがありますよ。
今日から使えるこなれた英語スラング
insaneやその類義語と同じように、ネイティブがよく使う英語スラングを見てみましょう。
英語スラング | 意味 | 本来の意味やもともとの表現 |
Howdy? | よう、元気? | How are you?から来ている |
No chance | ありえない | There is no chance(直訳:その機会はない)の省略語 |
No way | まさか | There is no way(直訳:方法がない)の省略語 |
Chill out | まったりする 冷静になる 落ち着く | Chill(凍る)という意味から「心を冷やす」という表現になった |
Catch up | 久々に会う | Catch upはもともと「追いつく」「取り返す」という意味で、そこから派生して「会っていなかった時間を取り戻す」という意味になった |
Same here | 私も | Same here(直訳:ここでも同じ)から来ている |
どれも、ネイティブが会話の中で自然に使う表現です。insaneの意味はもともとが悪いので、むやみやたらに「Are you insane?」などと言ってしまうと失礼に当たる可能性があります。その点、上記の表にある英語スラングは悪い意味、失礼な意味を持たないので、カジュアルな会話で使ってみてくださいね。
まとめ
insaneの意味と同じように使える英語スラング、そして他にも日常生活で使える便利な表現をご紹介しました。英語を話す友人がいる人は、さっそく上記の表現を会話の中で使ってみてください。ネイティブの友人に「そんな表現よく知っているね!」と驚かれるかもしれませんよ。
insaneの本来の意味はネガティブなものなので、insaneの使い方にはじゅうぶん気を付けましょう!