footballもうすぐリオオリンピックです。日本中が熱狂して、寝不足になることは間違いありません。僕も今住んでいるイギリスから日本代表を応援したいと思っています。

折角の国際イベントということなので、これを機会にオリンピックに関する英語を覚えてみてはどうでしょうか?

というわけで、今回から数回にかけて、オリンピック競技に関する英単語を紹介していこうとおもいます。まずは毎回のオリンピックで一番盛り上がる競技の1つ、サッカーからです。

サッカーに関する基本単語

まずはサッカーに関する基本的な単語をおさえていきましょう。ちなみに、これはみなさん知っているかと思いますが、サッカーという言葉はアメリカ英語の”soccer”からきていて、イギリス英語では”football”になります。

  • 試合:match, game
  • 試合開始:kick off
  • 前半、後半:first half /second half
  • ロスタイム:injury time
  • 延長:extra time
  • フリーキック:free kick
  • コーナーキック:corner kick, corner
  • PK:penalty kick
  • (延長戦後の)PK戦:penalty shoot-out
  • イエローカード:yellow card, booking
  • レッドカード:red card, send-off
  • 勝利:win
  • 引き分け:draw, tie
  • スコアレスドロー:goalless draw
  • 負け:defeat
  • PK戦:penalty shoot-out
  • 0点:nil

ポジション、役割に関する英単語

続いて、サッカーのポジションや役割に関する英単語です。カタカナ言葉として馴染みのある単語も多いんじゃないかと思います。

  • ゴールキーパー:goalkeeper
  • センターバック:centre backs
  • ディフェンダー:defender
  • ミッドフィルダー:midfielder
  • 右(左)ウイング:right (left) wing
  • フォワード:forward
  • 監督:coach
  • 主将:captain
  • 控え選手:reserve player, substitution

サッカーにちなんだ面白い表現

おまけとして、サッカーにまつわる面白い英語表現をいくつか紹介します。

get the ball rolling, to kick (something) off

直訳すると、”get the ball rolling”は「ボールを転がす」、”to kick something off”は文字通り「キックオフする」となります。というわけで、いずれの表現も「(何かを)始める」という意味になります。日本でもキックオフミーティングなんて言ったりもしますね。

a game changer

ここでいう”game”は、テレビゲームなどのゲームではなく、「(スポーツの)試合」を意味します。”a game changer”は、試合を変えるという人という意味になりますが、そこから転じて「大きな変革をする人」を表現する英語です。ちなみに、4年前のロンドン五輪では、ボランティアの人々のことを”game makers”という名前で呼んでいました。

giant-killing

「巨人殺し」という意味ですが、弱いチームが強いチームを破る「番狂わせ」を表す言葉です。日本の天皇杯やイギリスのFAカップのように、下部リーグと上部リーグのチームが一緒に参加するトーナメントで、下部リーグのチームが強豪チームを破ったときなどに使われます。日本でもマンガのタイトルとしてもおなじみかもしれません。

watch from the sideline

サイドラインから見るという直訳が転じて、「客観的に見る」という意味で使われることがある表現です。

move the goalposts

最後は、ゴールポストを動かすという表現です。なんとなく推測できるかもしれませんが、「(ずるい方法で)ルールを変える」という意味になります。確かにゴールポストを動かしちゃだめですが、なかなか面白い言い回しですね。

メダルの期待も大きい女子サッカー

サッカーに造詣が深い人にとっては、結構馴染みのある単語や表現も多かったんじゃないかと思いますがどうでしょうか。もし東京2020でボランティアに興味がある人は、リオ五輪を通じて英語を勉強するというのもおすすめです。

参考記事:東京オリンピックのボランティアに求められる英語力はTOEIC何点?

サッカーの日本代表男子は、メキシコ五輪でベスト3、2012年のロンドン五輪でも4位に入っています。さらにすごいのは女子です。2004年がベスト8、2008年が4位、そして2012年のロンドンでは準優勝と確実に順位を上げてきています。ここ最近の親善試合ではいまいち結果を残せていないなでしこジャパンですが、リオ本番では快進撃を見せてくれることでしょう。

日本代表の活躍を祈りながら、今日はここまで。

投稿者 monadmin