【2023年版】円安でも諦めない!低コストで行ける留学先はどこ?
【2023年版】円安でも諦めない!低コストで行ける留学先はどこ?

コロナ禍の入国規制なども徐々に緩む中、海外留学のハードルも少しずつ下がってきたように感じますね。かと思えば最近では円安が続き、また別の意味で留学がためらわれる状態に。今では20%もの円安になり、留学費用を日本円で支払う場合、すべてが1,2倍になっているのです。

円安が続く限り、留学 英語学習は諦めなければいけないのでしょうか?いいえ、そんなことはありません。円安でも、留学コストがもともと低い国々を選ぶことで、そこまで経済的ダメージを受けずに留学を実現させることができるのです。

そこで今回は、低コストで行ける留学先についてご紹介していきたいと思います。

低コストでも高品質な留学経験をしよう!

コストの低い留学先=クオリティーも低いと思っていませんか?安かろう悪かろうという考え方のもと、格安留学先というと「正しい英語が学べない」「衣食住が保証されない」などの懸念点が増えてしまいますよね。

今回ご紹介する格安留学先では、その心配はありません。留学の質も高く、中には欧米諸国で受ける授業と同等の質を誇る学校もあります。それでも費用を抑えられるのは、各国で留学生を募るための努力や受け入れ体制に理由がありました。

低コストで行ける留学先5選

それでは、コストを抑えて留学 英語学習ができる国を5つピックアップしてみます。

【フィリピン】半額以下で充実の内容

多くの学生が英語を学びに訪れる、フィリピン。すでに格安留学先として有名ですね。

学費や滞在費のみならず、生活費も安く抑えられることが特徴です。語学学校の学費は1ヶ月10万円程度。高いところでは25万円程度することもあるようですが、それでもアメリカやイギリスに比べると半額もしくはそれ以下で、高品質な留学 英語学習が叶います。さらに物価も、日本の5分の1程度。日々の生活費が抑えられるのも、充実した留学生活を送る秘訣ですよね。

フィリピンの公用語は英語です。しかし、母国語はフィリピノ語で、国民は幼少期から英語学習を始めます。英語学習に苦戦する人の気持ちも理解してくれる寛容な国なので、英語に不慣れな留学生に対しても優しく寄り添ってくれます。

【マルタ】日本人が比較的少ない環境

地中海に浮かぶ小さな島国・マルタ。格安留学先=アジアというイメージが大きいですが、実はヨーロッパにも手軽に行ける留学先があったんですね。

滞在費は1ヶ月で17万円程度が相場。ヨーロッパ各国の中でも物価が安いので、生活費が節約できます。その分を、近隣のヨーロッパ旅行に回すこともできますね!昨今ではリゾート地として人気が上昇しており、物価も上がることが予測されていますので、早い方がお得かもしれません!

英語とマルタ語を公用語としているので、留学 英語コースも充実。世界中から留学生が集まる人気国です。日本人学生は他国に比べると多くないといわれていますので、「留学したからには日本語を使いたくない!」という思いの強い方にはうってつけですよ。

【マレーシア】多民族国家で言語以外にも学びが多い

マレーシアは非英語圏であるものの、欧米諸国など英語圏の大学と提携した編入システムが充実しています。アメリカやイギリス留学でかかる学費のおよそ半額ほどの安い費用で、同等の授業を体験することができます。

その学費1ヶ月あたり約12万円ほどで、物価も日本と比べてかなり安い国。日本からの航空券も安いので、トータルで費用を抑えることができるのも嬉しいですね。

マレーシアでは英語が公用語ではありませんが、過去にイギリス領だったことから、イギリス英語に近いキレイな英語が準公用語として話されています。中国語教育にも力を入れているので、長く滞在すればトリリンガルになることも夢ではないかもしれません!

【フィジー】格安で南国気分まで味わえる

常夏のリゾート地というイメージが強いフィジーも、実は格安留学先として知られています。

学費や生活費を含めても、月11万円ほどで生活できてしまうのです。中でも寮に入ることで大幅に住居費を抑えることができますし、寮は家具なども備え付けなので余計な出費がかさみません。交通手段は、日本ではあまり馴染みのないミニバスが運行しています。交通費を抑えながらフィジーの街を散策するのにおすすめですよ。

公用語は英語とヒンディー語ですが、教育現場では基本的に英語が使われるので、国民全員が英語話者です。フィジーならではの市場で値切り交渉をしたり、おすすめの食材を尋ねるなどして、住民とコミュニケーションを取りながら英語を習得できるのもフィジー留学の魅力です。

【インド】今やインド英語も必須の時代

物価の安さはピカイチのインドでは、なんと1食100円程度で食べることができます。大学の費用は1年間で1~2万円という安さ。

インドというと、特有のなまりが気になるという方も多いと思います。しかし、経済成長が著しいインドで話されるいわゆる「インド英語」というのは、国際社会ではれっきとした英語の1つ。国別英語話者数ランキングのデータによれば、インド英語を話す人口はなんとアメリカ英語を話す人口の次に多いことが分かっているのです!

留学は米・英などの英語圏でなければ効果がない?

英語学習に関しては完璧主義の考え方が広まっている日本では、留学するなら絶対にアメリカやイギリスなどの英語圏でないと意味がないと思われがち。でも、英語圏で暮らす人以外にも、世界中には多くの英語話者が存在しています。ネイティブスピーカーよりも、非ネイティブスピーカーの人口のほうが明らかに多いのです!

それだけ、英語は世界中に定着している国際共通語であり、その発音やスペルは各国の文化や歴史を包括し形を変えながら進化しています。「正しい英語」にこだわるよりも、とにかく多種多様な英語を聞き、積極的に発信し、英語という言葉を使いこなすほうがずっと大切なのです。

まとめ

アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア・・・魅力的な英語圏の留学先はたくさんありますが、円安の今は特に、簡単に手を出せるものではないのが実情ですよね。

そんなとき、今までは候補に入れていなかった非英語圏の格安留学先も検討してみませんか?格安なのは理由がある!それは、レッスンや留学の質に比例しているわけではないのです。

正しい英語が使われているかどうかよりも大切なのは、日本から出て、現地でしか学べない文化や生活にリアルに触れること。現地でのコミュニケーションや暮らしから、真のグローバルな人間になれるヒントを得られるかもしれません。

投稿者 monadmin