海外で仕事をしていたり、海外の取引先がある人は英語でメールを打つ機会も多いとお思います。
僕もイギリスで働いていることもあって、毎日のように英語のメールを書いています。
先日、イギリスの高級紙The Independentの記事を流し読みしていたら、こんな記事が目に止まりました。
タイトルは、”The 1 word you should never use to start an email”、日本語に訳せば、「メールの書き始めに使ってはいけないただ1つの単語」です。
The 1 word you should never use to start an email (The Independent)
うーん、気になりますね。
記事を呼んでみてびっくりしましたが、その単語とは、「私」を意味する”I”でした。
僕自身も、英語のメールでは、”I would like you to …”とか”I would appreciate it if you would … “って使っちゃうんですが、これはあまり良くないようです。
The Independentの記事によると、“I”をパラグラフの先頭に使うと、「自分はお前より大切な存在だ」ということを暗黙のうちに相手に示唆してしまうそうです。
日本語は主語を明確にしない特徴があるので、あまり意識することはありませんが、「俺が、俺が」「私が、私が」という自分本位なニュアンスになってしまう可能性があるのかもしれません。
なかなか難しいですが、普段英語でメールを打つ機会がある人は、意識してみるといいかもしれません。
自分もこれまでのメールを見返し見ると、”I”ではじまるものが山程ありました。
僕の個人的な経験上では、海外の関係先や外国人の同僚からもらうメールは日本人のメールよりかなりフランクでシンプルなので、あまり気にすることはないようにも思いますが……。
こんな考え方もあるということで。