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数字を使った英語のイディオムとは?使い方や意味なども併せて紹介

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数字を使った英語のイディオムとは?使い方や意味なども併せて紹介

イディオムとは、日本語にすると「慣用句」。個々の単語の本来の意味とは違う特定の意味を表す表現で、英語学習においては大事な言い回しや語彙につながります。英語には数字を使った表現が数多く存在し、日常会話やビジネスシーンで頻繁に登場しますよね。イディオムとは一体どのような使い方があるのか、意味や例文を交えて紹介していきます。

目次

Once in a blue moon(めったにないこと)

直訣すると「青い月に一度」となりますが、実際には「ごく稀に」「めったに起こらないこと」を意味する表現です。「blue moon」とは、ひと月のうちに満月が二回訪れる珍しい現象を指し、天文学的にも非常にレアな出来事であることから、この比喩が生まれました。日常会話では、頻度が極めて低い行動や出来事を強調したいときに使われます。例えば「I only eat fast food once in a blue moon.(ファストフードを食べるのはめったにない)」のように使います。友人や同僚との会話で「たまにしか〜しない」というニュアンスを軽やかに伝えたいときに便利な表現です。

参考:フルーツフルイングリッシュ

Two peas in a pod(瓜二つ、意気投合した二人)

「さやの中の二つの豆」という直訳から、性格や趣味、外見などがそっくりな二人組を表す表現として使われます。豆のさやを開けると、中の豆が同じ形・大きさで並んでいることに由来しており、親密な友人同士や兄弟姉妹、双子などを描写する際によく登場します。例文としては「Maria and her sister are like two peas in a pod; they even finish each other’s sentences.(マリアと彼女の姉はまるで瓜二つで、お互いの言葉を引き継いで話すほどだ)」といった使い方が典型的です。ポジティブな親密さを表すため、褒め言葉としても使われます。

参考:原田英語

At sixes and sevens(混乱している状態)

この表現は「6と7の状態にある」という奇妙な直訳になります。実際には、物事が整理されておらず、混乱している状況や、人が動揺してどうしていいか分からない状態を指します。語源には諸説あり、中世のギルド(同業組合)の序列争いに由来するという説が有力だとか。ビジネスの文脈でも使われ、「After the sudden resignation, the team was at sixes and sevens.(突然の辞職の後、チームは大混乱に陥った)」のように、組織的な混乱を表現する際に適しています。

Nine times out of ten(ほとんどの場合)

「10回のうち9回」という文字通りの意味から転じて、「ほぼ確実に」「大抵の場合」という高い確率を表す表現として使われます。統計的な正確さを求めているわけではなく、経験則に基づいた強い確信を伝える際に用いられるのが特徴です。例文としては「Nine times out of ten, he arrives late to meetings.(彼はほとんどいつも会議に遅刻する)」のように、習慣的な行動パターンを述べる際によく使われます。

Dressed to the nines(めかしこんだ、盛装した)

「9まで着飾る」という表現で、非常におしゃれをして完璧に着飾った状態を意味します。語源は諸説ありますが、「9」という数字が古くから「完全」「最上級」を象徴する数として扱われてきたことに関連するといわれていますよ。パーティーや特別なイベントの場面で使われることが多く、「She was dressed to the nines for the awards ceremony.(彼女は授賞式のために完璧に着飾っていた)」のように、華やかな装いを強調したいときにぴったりの表現です。

Back to square one(振り出しに戻る)

「四角い1番のマスに戻る」という直訳から、計画や試みが失敗し、最初の地点まで完全に戻ってしまうことを意味する表現です。語源にはボードゲームやすごろくの盤面に由来するという説、あるいはラジオでのサッカー実況で使われていたグリッド番号に由来するという説があります。ビジネスやプロジェクトの文脈で頻繁に使われ、「The client rejected our proposal, so we’re back to square one.(クライアントが提案を却下したので、私たちは振り出しに戻ってしまった)」のように、努力が水の泡になった状況を表現する際に用いられます。

Two-faced(裏表のある、二枚舌の)

直訳すると「二つの顔を持つ」となり、表向きの態度と本心が異なる、信用できない人物を指す表現です。数字そのものよりも人格の分裂を象徴的に表す言い回しとして定着しており、ネガティブな意味合いが強い点が特徴です。例えば「I don’t trust him anymore; he’s so two-faced.(もう彼を信用できない、彼は本当に裏表がある)」のように、人間関係における不信感を表す際に使われます。フォーマルな場面よりも、日常会話や愚痴のような文脈でよく登場します。

Third wheel(お邪魔虫、余計な存在)

自転車やバイクにとって不要な「三つ目の車輪」という比喩から、カップルや二人組の間に挟まれて居心地の悪い思いをする第三者を指す表現です。デートや二人きりの時間に意図せず加わってしまった人を指す際によく使われ、「I felt like a third wheel when I joined my friends on their date.(友人たちのデートに加わったとき、まるでお邪魔虫のような気分だった)」のように、少し自虐的、あるいはユーモラスなニュアンスで使われることが多い表現です。

Give someone the third degree(厳しく尋問する)

「the third degree」という英語は、日本語に直訳するのが難しい表現です。英語では、誰かを執拗に、あるいは厳しく問い詰めることを意味します。語源については、警察の尋問手法の段階を表す用語に由来するという説が広く知られています。日常会話では、親が子供を問い詰めたり、友人がしつこく質問攻めにしたりする場面で使われ、「My mom gave me the third degree about where I was last night.(母は昨夜どこにいたのか、私を厳しく問い詰めた)」のように使われます。

Six of one, half a dozen of the other(どちらも同じこと)

「一方が6つ、もう一方が半ダース」という表現ですが、6も半ダースも数としては同じであることから、二つの選択肢に実質的な違いがない、どちらを選んでも結果は同じであることを意味します。議論や比較の場面で、優劣をつける必要がないほど似通っている状況を表す際に使われ、「Whether we take the train or the bus, it’s six of one, half a dozen of the other—both take the same time.(電車でもバスでも、どちらも同じことだ。所要時間は変わらない)」のように用いられます。

まとめ

イディオムとは、このように本来の意味とは違った形になる組み合わせの表現をいいます。今回ご紹介したのは、数字を使った英語のイディオムでした。数字が用いられていますが、実際にその数字が関係しているわけではなく、比喩表現だったり例えだったり、さまざまな意味を持って数字が用いられていましたね。数字は比較的早い段階で習う英語のため、数字を使ったイディオムは英語学習の初心者でも頭に入りやすいでしょう。ぜひ覚えて、実際に使ってみてはいかがでしょうか。

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